水稲共済からのお知らせ
7月26日に、大分地方気象台から『長期間の高温に関する気象情報』の発表があり、今後1か月程度は高温傾向の予報です。出穂期以降、登熟期に気温の高い状態(特に高夜温)が続くと、白未熟粒などの高温障害が発生する可能性があります。出穂期以降の気温に十分注意し、高温障害を受けないよう、適期に適切な栽培管理を行いましょう。
【水管理による高温障害対策のポイント】
- 出穂からは、最も水を必要としますので水田の水を絶やさないようにします。出穂から約 30 日間は、掛け流し等の水管理を行い、地温や水温を下げて稲の消耗を抑えることが大事になります。 この時期に水田が乾燥すると、高温障害が発生しやすくなります。絶対に、土を乾燥させないよう十分注意してください。
- 刈り取り作業のしやすさを優先して早期に落水すると、未熟米や胴割れの増加により品質が低下しやすくなります。 特に高温下では品質低下が一層助長されますので、収穫作業に支障のない限り、できるだけ落水は遅らせます。 収穫の間際まで稲の活力を維持することが重要です。
気象庁ホームページ (2週間気温予報)
2週間気温予報 (jma.go.jp)
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